「書いてよかった!!」が成績を引き上げる
「面倒なので途中の式を書きません」
「図を描かないで頭の中だけで解いています」
という声をよく聞きます。
確かに途中式や図を書かなくても問題は解けます。
では「なぜ書かなくてはいけないのか?」
図を描き、字を書くには、もちろん手や指の筋肉を動かすのですが、その筋肉も脳で考えて信号を送っています。使えば使うほど脳が鍛えられ、書く(描く)のが速く、正確になります。
特に図を描くには指を大きく動かす必要があり、字を書くこととはまた別の脳神経が必要となります。
図を描くことが苦手な子は図を描く経験がないだけなので、綺麗に書けなくても、問題ありません。
書く(描く)ことに慣れてくると、書く(描く)ことが快適になり、ますます書くことへの気持ちのハードルはなくなっていきます。
速く、正確に書くことは、テスト・受験にとって非常に大きなアドバンテージになります。
実際の入試の場面でも、例えば数学なら書く速度で10分近くの考える時間に差が出ると言われています。
結果、図や途中式を書くことで、計算間違いや見間違いが無くなり、ボンミスが減り成績に好影響が出てきて☆「書いてよかった!!」☆という経験に繋がります。
とくに平面図形や速さの単元は、図をたくさん描く良いチャンスです。
是非意識して取り組んで下さい。